薩州自然エネルギー工業団地構想

事業内容

いちき串木野市 環境モデル都市構想

西薩中核工業団地をフィールドとして行う『薩州自然エネルギー工業団地構想』事業化に関するFS調査の目的は、「日本で最も環境負荷の少ない工業団地を作るためのビジョンを策定すること」でありました。そして本構想の大きな特徴は、工業団地の自然エネルギービジョンを実現するとともに、さらに自然体の環境問題・高齢化問題・過疎化問題を同時に解決していくサスティナブル社会づくりにつなげていくというところにあります。日本の地方都市がかかえている共通の問題を、いちき串木野市が他に先駆けて解決し、課題解決型のモデル都市を創造していくというものです。日本は先進国の中で最初に深刻な少子高齢化の問題に直面していますが、中国・インドなどの新興諸国も含めて早晩日本と同じ状況に突き当たり、21世紀半ばには世界中で少子高齢化と低成長の社会が出現します。一方では、仮に温暖化への対応に失敗すれば、21世紀半ばの地球は高齢化や経済の問題を心配するより深刻な状況に陥ってしまします。私は今誠意の2050年までが人類が良き方向へ変われるか否かの大切な時期になると思っています。その意味ではこれからの20年くらいの間に人類の意識が変わることが大切です。

いちき串木野市では、従来より「ひとが輝き文化の薫る 世界に拓かれたまち」を将来都市像として描き、国家石油地下備蓄基地・焼酎粕を活用したバイオガスプラント・民間による風力発電などの取り組みを積極的に実施してきており、行政をはじめ事業者や市民は環境・エネルギー問題に対して深い理解を示しています。工業団地への自然エネルギー導入を呼び水として、環境モデル都市を実現するとともに、①少子高齢化への抜本的対応、②農業・漁業・観光を含めた産業構造の大胆な転換、③財政健全化という市のかかえる三大課題を社会システム変革のチャンスに変えていく。永続的発展型の未来シナリオに向かって、新しい産業構造と社会システムを受け入れられるように、計画的に時間とお金と情熱の使い方を転換していく。そのようにしていけば将来のいちき串木野市は、課題解決先進都市として輝く存在になっていくと信じます。